「あの子に会いたいニャ」

「あの子に会いたいニャ」 向いの建物に住んでいる猫に恋した猫の想いをかなえるべく、飼い主が仲介に。作戦大成功！

どうやら愛猫が恋をわずらっているようだ。窓際からひたすら向かいの建物に住む猫を見つめ続けている。
　常に窓際をうろちょろし、「いるかな？いニャいかな？」とその様子をうかがっている愛猫の姿を見た飼い主は、ある作戦を思い立った。
　この物語は1匹の猫の恋心をくみ取った飼い主が間に入り、見事両者を引き合わせるまでの窓際のロマンスだ。
どうやら愛猫が恋をわずらっているようだ。窓際からひたすら向かいの建物に住む猫を見つめ続けている。
　常に窓際をうろちょろし、「いるかな？いニャいかな？」とその様子をうかがっている愛猫の姿を見た飼い主は、ある作戦を思い立った。
　この物語は1匹の猫の恋心をくみ取った飼い主が間に入り、見事両者を引き合わせるまでの窓際のロマンスだ。 

愛猫の恋心に気が付いた飼い主

　アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに住むツイッターユーザー、マッケンジー・コフマンさんは、飼い猫であるサイモン（オス）が、隣のアパートに住む見知らぬ猫を熱心に見つめている姿に気付いた。

だがお隣の猫はなんだか無関心な様子。

　サイモンの切ない恋心が伝わるとよいのだけれど...。そこでマッケンジーさんは、隣人に見えるように「あなたの猫の名前はなんですか？サイモンより愛をこめて」と綴ったメモを窓に貼り付けた。

　マッケンジーさんは、「ウチのサイモンは、お隣さんの猫に恋しているようなの。1日中その猫を見つめているわ。また更新してお知らせするわね。」と一連の写真とともにツイッターに投稿した。

 果たして「窓辺のロマンス」は成就するのか否か！？

　ツイッターユーザーは、どんな恋愛映画よりも行く末が気になるこのニャブ・ストーリーを見届けようと、その成り行きに釘付けになった。

にゃんと！相手から返事がきたニャン！

　すると間もなくして相手（正確には相手の飼い主）から返事が来たのだ。「やぁ、サイモン。僕はセオだよ。君は僕の親友だね　セオ」と書いた貼り紙が窓に張り付けてあった。

「え？オスだったの・・・」とサイモンは言ったのか言わなかったのかはわからないが、ラブ改め、2匹の友情は進展したようである。

窓際の交流が深まる

　相手の名前を性別を認識することができた。さあ、次のステップだ。マッケンジーさんと向かいの隣人は、2匹が話せるようにと互いに窓を開けた。

　続いて、1歳の誕生日を迎えたサイモンが、首に蝶ネクタイを付けてちょっぴりおしゃれをし、まるでセオに「見て、見て」といわんばかりに2本足で窓辺に張り付く姿が

投稿された。

マッケンジーさんの投稿には、多くのリツイートや「いいね」が集まった。

　そこでサイモン（飼い主）が、「セオ、僕たちツイッターで話題になってるよ」と窓に貼り紙をしたところ、セオ（飼い主）から「サイモン、僕たちすげえな！」

と張り紙で返事が。

サイモンの願いが叶う！

　そしてついに・・・ 

この出来事をフォローしてくれているみなさん。セオとサイモンは明日直接、初対面をすることになりました！　サイモンは、こんなふうに反応しています。

　サイモンとセオは会う約束をしたのだ。マッケンジーさんはサイモンが気持ちよさそうに目を閉じている写真を投稿した。
　
　彼女自身、ネット上で2匹の猫が対面することをこのようにアナウンスする日が来ようとは想像していなかったに違いない。しかし、それは現実になった。

あと1時間後にご対面！　玄関で待ってるんだぜ

ついに御対面！

　到着した！セオとセオの飼い主は、サイモンが暮らすマッケンジーさんの

家にやって来た。

　マッケンジーさんは、早速両者対面の様子をツイッターに投稿。

セオは、初めての家に興奮していたようで、少しナーバスになっていたようだ。一方サイモンは、セオの周りを仔犬のようについて回っていた。

だがしばらくすると、セオもこの家に慣れてきたようで、自分をついて回るサイモンに嫌がる様子を見せず、緊張も少しずつ解けてきたようだ。

結構、うまく行ったと思う。ほんの数回、威嚇しあった場面があったけど、喧嘩にはならなかった。互いにお尻の臭いを嗅ぎまくっていたわ。ここまでフォローしてくれたみなさん、ありがとう。

　 サイモンとセオ、そして両者を引き合わせた飼い主同士の4ショット写真も

公開された。

　一連の猫ストーリーを見守っていたツイッターユーザーからは以下の声が

上がっている。

・「君は僕の親友だよ」に泣ける…

・うれし涙が出るほど最高！

・うまくいって良かったわ。これからもプレイデートの様子が知りたい。きっと会うたび、2匹はもっとリラックスしていくはずよ！

　しかし、今後のサイモンとセオの友情の行方はどうなるのか？

　安心してほしい。マッケンジーさんはサイモン専用のツイッターアカウントを作成したので、今後の様子はそちらから確認することができる。