中国メディアによると、中国政府は10年後を目処に月面基地建設を計画しているそうだ。中国国家航天局が目指すのは、月の南極地域における研究施設の建設である。
6度の月面着陸に成功した1969~1972年のNASAアポロ計画では赤道付近に着陸していたことを考えると、少々趣が異なって感じられるかもしれない。
中国の月に関する長期的な計画はまだ概略程度のものでしかないが、国家航天局はすでに月探査へ向けた重要な一歩を踏み出している。
6度の月面着陸に成功した1969~1972年のNASAアポロ計画では赤道付近に着陸していたことを考えると、少々趣が異なって感じられるかもしれない。
中国の月に関する長期的な計画はまだ概略程度のものでしかないが、国家航天局はすでに月探査へ向けた重要な一歩を踏み出している。
着々と進む中国の宇宙開発事業
今年初めに無人探査機、嫦娥4号を月の裏側に着陸させることに成功したうえ、実験的宇宙ステーションである天宮1号と2号に宇宙飛行士2名を滞在させた。
さらに近年中により大型の恒久的宇宙ステーションの打ち上げを予定。その最初の段階として、2020年前半に長征5号ロケットが軌道に打ち上げられる。
なお、この計画が国際宇宙ステーションと連携して行われることはないようだ。
国際宇宙ステーションはまもなく運用終了を迎えようとしているし、そもそも宇宙開発において米政府と中政府の協力はほとんどなされていない。
中国は、米国を除けば、世界でもっとも宇宙開発に力を注いでいる国である。
国際宇宙ステーションはまもなく運用終了を迎えようとしているし、そもそも宇宙開発において米政府と中政府の協力はほとんどなされていない。
中国は、米国を除けば、世界でもっとも宇宙開発に力を注いでいる国である。
一方アメリカでは
一方、これまで宇宙開発を主導してきた米国は、現時点でロシア製ロケットに乗せてもらわねば宇宙に宇宙飛行士を送ることができない状況にある。
スペースX社が所有するものなど、より低コストの運用ができるロケットを利用するなどして状況を打破しようとしているが、こちらも困難に直面している。
それでも昨年には、NASAによって再び月を目指し、より長期的に滞在する計画が発表されており、今後の宇宙開発の展望に期待を抱かせてくれる。
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